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■さよならの次にくる <卒業式編>(似鳥鶏)

2009.12.28 19:28|感想
さよならの次にくる <卒業式編> (創元推理文庫)さよならの次にくる <卒業式編> (創元推理文庫)
(2009/06/20)
似鳥 鶏

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 日常系学園ミステリーを描いた『理由あって冬に出る』の続編。今回も伊神さんを始め会話のやりとりにセンスがあって面白いなぁ。
 前作は長編一本のお話でしたが、今回は短編連作形式の形を取りつつ次回に続くという形を取っているというなかなか珍しい形。全体的にミステリー色は前作より弱いですが、学園もの、青春ものという面白さは相変わらず楽しめる良作。とにかくどれも葉山くんの人の良さと伊神さんの変人っぷりが楽しく、謎解きも面白いですがキャラクターたちの言動一つ一つが魅力的。特に葉山くんの初恋の人が登場する「中村コンプレックス」は、謎解きよりも葉山くんの活躍が実を結ぶのか、そっちのほうが気になってしまいましたしね。まさに青春ミステリーだなぁ、と。あの泣きたくなってしまうようなオチも含めて最高でした。

 今作の最後で卒業してしまった伊神さんが次の新学期編で出番があるのか。葉山くんと柳瀬先輩との関係に進展というか発展はあるのか。意味深な断章の描写が何に繋がるのか、次巻がいろいろ楽しみです。


・シリーズ感想
理由あって冬に出る

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

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