箱庭●弐 感想その他

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■学校の階段 10(櫂末高彰)  

学校の階段 10 (ファミ通文庫)学校の階段 10 (ファミ通文庫)
(2009/07/30)
櫂末 高彰

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 青春の無駄足、堂々の完結。幸宏と刈谷の対決だけでなく、学校全体で盛り上がりを見せるお祭り的な展開は最終巻を飾るに相応しいイベントで楽しかった。部活動に学校行事と、最後まで実に学園青春ものらしい作品であったな、と。
 ただまあ、幸宏に刈谷、二人が抱える衝動や幸宏の妙な焦りは緊迫感こそあるものの結局なんだかよく分からないところだったかなあ。三島さんとのやり取りであっさり吹っ切れてしまう辺りだけ見ると、どうも生真面目で考えすぎだけだったような気もしないでもないんですが、序盤のイラつきようからするとそういう訳でもないようですし。
 しかしまあそれはともかく、こうして終わってしまうと何だか寂しいと思えるくらいに最後まで楽しめました。階段部の面々だけでなく、御神楽さんや三島さんなど、シリーズ終盤でやたら株を上げまくったキャラも多いし。恋愛面で最後まで幸宏が特になんの進展も無かったのは、彼がモテモテなだけに残念極まりないですけど、不器用な幸宏にはまだまだ部活と生徒会でいっぱいいっぱいだからしょうがないところですかね(笑)。いずみ先輩の下で新生階段部がどんな活動を繰り広げるのかとか、本当なら気になるところが大いにあるんですけど、一つの区切りとして見事な結末だったと思います。ホント、楽しかった。


・シリーズ感想
学校の階段

Posted on 2009/12/05 Sat. 16:01 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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