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■烙印の紋章 II 陰謀の都を竜は駆ける(杉原智則)

2009.03.10 22:07|感想
烙印の紋章〈2〉陰謀の都を竜は駆ける (電撃文庫)烙印の紋章〈2〉陰謀の都を竜は駆ける (電撃文庫)
(2008/11/10)
杉原 智則

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 偽の王子として本格的に動き出したオルバ。王子として周囲の人間を欺きながらも、時には自ら剣闘士に戻って策を張り巡らしたり、とにかく精力的に動いて現状を把握しこれから成すべき事に向けての歩みを確実に進めていますね。イネーリや今までの友人はそんなに簡単に騙せるのか、などちょっと気になるところもありますが、その辺は今更気にしても仕方ないか。
 皇帝や貴族たちとの政治的な争いだけでなく、国家間の戦争という大きな戦いの場にさえ影響を与えるような立場になって、もうオーバリー将軍一人に対する復讐心だけを考えて動ける状態ではありませんが、今回のクーデター騒ぎでそれなりに株を上げたギル皇子ことオルバが次に打つ手は何か、自身の影響力が大きくなっただけに非常に楽しみになってきました。元奴隷の仲間が居ようと、基本的な孤高のオルバが一歩間違えば終わりという状況の中でも決して折れることなく立ち向かっていく姿はやはり格好いいです。
 次回は王宮を離れての遠征ということで、ここまですれ違うほうが多かったオルバとビリーナの仲のさらなる進展が期待ですね。しかしそうなると今回その腹黒さを見せ付けたイネーリはお休み? ビリーナvsイネーリという構図もなんだか盛り上がってきたから、そちらのバトルも楽しみだなぁ。オルバはどちらの立場でも大変な目に合いそうですが。


・シリーズ感想
烙印の紋章

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学