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■境界線上のホライゾン I <下>(川上稔)

2008.10.30 13:43|感想
境界線上のホライゾン 1下 (1) (電撃文庫 か 5-31 GENESISシリーズ)境界線上のホライゾン 1下 (1) (電撃文庫 か 5-31 GENESISシリーズ)
(2008/10/10)
川上 稔

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 上巻のあとがきで挿絵ネタバレについて触れられていたけど、なるほどそういうことだったんですね。これは確かに先に見てしまったら驚きと感動が半減だわ。

 そんなわけで1巻から最終巻のノリと厚さですでに怒涛の勢いで描かれる下巻。武蔵の姫である姫ホライゾンの救出と、武蔵の今後の行方を決定付ける戦いが繰り広げられました。展開としては『終わりノクロニクル』よりはかなり分かりやすい作りになっていると思うのは私だけ? 設定の作りが都市シリーズに近く、どちらかというとファンタジーにより近くなった分取っ付きやすさは上がっていると思うんだけど。

 で、最終巻を意識して描かれたといわれている通り、各キャラがそれぞれ因縁ある敵との相対はいつもの川上節ですが今回もページ数に表れている通り一戦一戦が濃厚濃密。正純とインノケンティウスの論戦に始まり、武神戦やら空中戦やら肉弾戦やら、各キャラ総動員の総決戦。これがまだまだ始まりだっていうんだからこれからどんな規模になってくのかある意味恐ろしいものがありますな。そして今回のバトルを通じて上巻では掴みきれなかったキャラクターたちの顔(挿絵的な意味でも)や個性がきっちり伝わったのも、キャラクター数が多いだけに凄く在り難い。宰相としての正純や金勘定だけでないシロジロ、直政の姉御っぷりや魔術師姉妹の百合具合などなど脇役とするには活躍の度合が大きすぎて誰も彼も読み終わってみれば主役級の存在感。もう目立ちたがるにもほどがある(笑)。浅間が散々ネタにされてる胸についてもイラスト的に納得の存在感だったよ(確かにでけぇぞ!)。
 肝心の葵・トーリはやっぱりとにかくバカでしたが、ここぞというところで発揮されるカリスマ性は恐るべし。不可能男の字名がこういう形で意味を持つとは思いもしなかったなぁ。なんという前向きプラス思考というか潔いほどの清々しさがあるね彼には。エロゲー好きでも泣きゲーはもう出来ないじゃないかと。
 一方のホライゾンに関してはもう、まさに自動人形の思考という感じで予想は出来たんですが、これから感情を取り戻りしてある意味成長していく彼女は都市シリーズの某自動人形を髣髴とさせたなぁ。性格が全然違うのでどうなるかは分かりませんが、兎にも角にも彼女の今後とトーリとのやり取りが楽しみすぎです。
 他にもエロ姉ちゃんや意外とボケボケな二代さん、浅間にミトツダイラに男共もシロジロ、ネシンバラ、ノリキと上げればキリがないんですが彼・彼女らにこれからどうスポットが当たるのが待ち遠しいし、敵もODAの六天魔軍とか相変わらず凄いのが控えているし、一体どこまで期待させるのかと。トーリの盛大な世界征服宣言がどういった形で世界を救うのか、世界と相対することになった武蔵の行く道がどうなるのか、大いに期待。


・シリーズ感想
境界線上のホライゾン

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学