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■銃姫 9 ~It is Not to be ”Now”(高殿円)

2008.08.31 15:50|感想
銃姫 9 (9) (MF文庫 J た 4-9)銃姫 9 (9) (MF文庫 J た 4-9)
(2008/03)
高殿 円

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「ここから旅に出るんだ。これが始まりだ」


 灰海に侵攻するスラファト軍と追い詰められていく流星軍、天才軍略家ジュィディットと英雄チャンドラースの宿命の対決もついに決着。敗北必死の展開の中でも英雄であり続けたチャンドラース。己の信念を貫き通すために成すべきをし、覚悟とともに戦い抜いた一人の男の生き様のなんと格好の良いことか。まさに英雄の道。それだけに、最後の最後でようやく初めての弱音を漏らすその姿がなんとも切なくて哀しい。
 その反面、今回も敵役・悪役として存分にその力を振るったジュディットも、前々から書いてますがやっぱり良かったですねぇ。ここ数巻はこの二人の物語といっても過言じゃないくらい。

 一方で、セドリック、アンブローシア、エルウィングといった主役級の面々は相変わらず離れ離れで彼らの進展は少なめ。特にエルウィングに関してはちょこっと登場しただけで、表紙のウェディングドレスは一体何? って感じなんですがどうしたものか。チャンドラースがセドリックに見せようとしていた銃姫に関する秘密も戦いの中でウヤムヤになってしまったようだし、このままどうシリーズが決着に向かうのか、次で本当に終わるのか、何が起こるか分からない展開にているだけに続きが楽しみです。


・シリーズ感想
銃姫

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学