箱庭●弐 感想その他

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■付喪堂骨董店 2 "不思議"取り扱います(御堂彰彦)  

付喪堂骨董店〈2〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)付喪堂骨董店〈2〉―“不思議”取り扱います (電撃文庫)
(2007/06)
御堂 彰彦

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 今回は、静寂を求める作曲家、自分のコピーを作って楽をしようとする高校生、目を見て相手の過去を知ることの出来る女、にそれぞれまつわるアンティークのお話と、一巻同様、主人公の刻也と咲の勘違いから発展する絶妙なラブコメ。
 個人的には、自分のコピーを作り出す仮面のアンティークの話『自分』が一番凝っていて面白かったかな。またもやうまい具合に騙されてしまいました。第一話『静寂』はさすがにオチが読めてしまいましたけど、こういう報われない話があるのもまたこの作品の面白さの一つですし。そして三話目の『死目』は、水鑑の狂気よりも、咲の過去になにがあったのか、むしろそちらのほうが気になる内容でした。
 で、全体的にダークな雰囲気を一掃してくれるラストエピソードの『化粧』は、相変わらず咲の魅力全開で楽しませてくれますねえ。や、ここだけ見るとホントに咲は天然で世間知らずなお嬢さん、って感じなんですけど、刻也との関係を否定しつつも意識せずにはいられない乙女っぷりがなんとも可愛いくて良いです。ってか、刻也のほうが朴念仁すぎて、こちらとしてはいろいろ応援してしまいたくなるよ(笑)。シリアスな本編中でも所々で見せる刻也に関する感情の動き方にもニヤニヤさせられるし、甘すぎずビター過ぎずなこの二人の仲の進展をもっと見て行きたいですねぇ。


・シリーズ感想
付喪堂骨董店

Posted on 2008/02/22 Fri. 00:35 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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