箱庭●弐 感想その他

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■沈黙のフライバイ(野尻抱介)  

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)
(2007/02)
野尻 抱介

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 宇宙への挑戦をロマンたっぷりで描くSF短編集。
 異星からのメッセージを発見し全力で解析しようとしたり、究極のリサイクルスーツを来て火星のテラフォーミングに挑んでみたり、大学生が突拍子も無いアイディアで作ったロケットで宇宙を目指したりと、どの話も果て無き宇宙への熱い情熱がこれでもかと詰まっていて、真面目な話だけに派手さには欠けますが、こういった”プロジェクトX”的な物語が好きな私にとっては大変面白く楽しませてくれました。専門用語も多数出てきて取っ付きにくい部分もあるかもしれませんが、フィクションとして”なんかすげぇ技術だ”程度に理解して読んでも十分面白いです。
 個人的には表題作である『沈黙のフライバイ』が一番好き。ラストで明かされる壮大かつ夢溢れる”知られざる事実”には思わず感動してしまった。これだからはSFはいいよなぁ、と(笑)。
 あとは『大風呂敷と蜘蛛の糸』も好きですね。これも非常に夢とロマンに溢れていて。沙絵のキャラクターが素晴らしいです。「できっこないですか?」には痺れたね。

Posted on 2007/09/05 Wed. 20:01 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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