箱庭●弐 感想その他

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■フレイアになりたい(岡崎裕信)  

フレイアになりたい (フレイアになりたいシリーズ)フレイアになりたい (フレイアになりたいシリーズ)
(2006/09/22)
岡崎 裕信

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 独特なテンポで勢いよく突き進む異能者バトル&青春モノ、って感じかな。打ち切りになってしまったという前シリーズ『滅びのマヤウェル』と同一の世界観で、ゲストキャラっぽくいきなりマヤウェルが登場したりとなかなか嬉しいサプライズも。
 序盤~中盤までは学園コメディっぽく、学校の番町として豪快な言動で描写される主人公、瞳さんと彼女に関わるそれぞれのキャラクターの絡みが非常に面白い。とにかくテンション高くてサクサク読めるのが楽しいです。
 タイトルにもある「フレイア」の正体や瞳さんの過去など、後半に行くに従ってシリアス度が上がっていきますが、この辺りの熱い展開の盛り上げ方も上手いんですねえ。キャラクターの感情がモロにぶつかり合い、読んでいるこっちも素直に熱くなれる。瞳を助けようと命を削ったミサキの取った行動とか、回想だけでも個人的にはかなり胸が熱くなりましたよ。ラストバトルも圧巻。世界を書き換える、という設定が非常にツボでした。それだけにエピローグが切なすぎるな…。

『滅びのマヤウェル』に続いてこのシリーズも当たりでしたね。とにかく高いテンションとサクサク進むテンポ、魂の叫びともいえる感情のぶつかり合いが非常に熱い青春バトルものでした。異能力の設定といい、回りくどさ無しの一点集中的な描き方といい、独特な個性が楽しめる作品ですよね。
 続巻も出ているようなので、続きも楽しみだ。

Posted on 2007/08/24 Fri. 01:00 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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