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■図書館危機(有川浩)

2007.03.24 15:55|感想
図書館危機図書館危機
(2007/02)
有川 浩

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 前巻からの続きー、ということで、はからずも王子様の正体を知ってしまった郁の動揺っぷりはまさにお約束。堂上の動揺する姿もアレですが、この辺りは甘々というよりベタベタな学園ラブコメのようなノリですよ。周りで冷やかす隊員たちの反応の良さもいつもどおり(の有川節)ですし、何だかんだ言いつつ最終的には(傍目から見て)すっかりラブラブな状態になっている二人が微笑ましすぎる。なんて恥ずかしい二人なんでしょう(笑)。
 他にも手塚と柴崎の関係が想像以上に急接近というか、実は初々しさでいったら手塚のほうが上なんじゃないかという青春っぷりを見せてくれます。最初の頃から比べると随分と砕けて(というか染まって?)来たな、と(笑)。素直になれない柴崎もここへ来て予想外の可愛さを見せてくれたし、小牧と毬絵、玄田と折口といい、ホントにカップル大好きですよこの作者は。

 と、いきなり図書館隊員たちの恋愛模様から語って見ましたが、今回のお話は短編+中篇という構成。身近だけどちょっと考えさせられるようなテーマをサラっとエンターティメントとして描き書き上げる上手さは相変わらず。今回もイヤな奴ほどバッサリ容赦なく斬る爽快感がたまらないです。特に今回は女子の苛めに対する郁の啖呵が惚れ惚れするほどキマっていて軽く感動してしまったよ。ああ、郁もしっかり成長しているんだなぁ、と(笑
 またシリーズ的な区切りとしても、郁の王子様バレに始まり、昇任試験があったり、郁の両親との関係に一区切りついたり、ラストで図書館上層部に大きな動きがあったりと、短編集ながらストーリーはしっかり繋がっていてなかなか盛り上がりました。個人的には、やはり無駄に熱い終盤の戦闘シーンに今回も大興奮させられましたね。どこの戦争ものですか、と。玄田隊長の不死身っぷりは異常です(笑)。

 シリーズは次で完結ということですが、隊内の恋愛模様の行方といい手塚兄との決着といい、予想できる範囲でも見所満載で、どこまで描いてくれるのか、今から非常に楽しみです。爽快なハッピーエンドを個人的には期待したいところですけどね(笑


・シリーズ感想
図書館戦争

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学