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■連射王・下(川上稔)

2007.03.23 00:10|感想
連射王 (下)連射王 (下)
(2007/01)
川上 稔

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 堪能した

 ゲームセンターのシューティーングゲームという題材から、人を選ぶような内容かと思いきや、読み終わって見れば一人の学生が本気を掛けてSTGに挑む様子を真っ当に描いた、青春小説そのものでしたね。斬新なのが、情熱を傾ける先がSTG、というだけで。

 や、久しぶりの川上さんの作品でしたが、変わってないよなあ、この面白さと熱さは、と思いましたね。今回『終わクロ』のようなはっちゃけたギャグは皆無といってもいいですが、川上作品に共通する『前へ』というテーマは相変わらず健在。非常に硬派に、一人の少年の”本気”を掘り下げて描写しています。特にこの下巻は中盤から開き直ったように一気に盛り返してくる高村の姿が熱すぎるよ。その行動力もですが、セリフの一つ一つまでもがカッコイイの一言に尽きるわけで。個人的には(STGに限らず)これだけ情熱を傾けることができるゲームに出会えるということが、自分もゲーマーの端くれとしてとして羨ましくもあり、読んでいて非常に共感できるところも多々あって楽しかったなぁ、とかそんなことを感じました。攻略する、というのがやっぱりゲームの本質であり醍醐味ですからねぇ。
 反面、学生らしい岩田への甘酸っぱくも恥ずかしい恋愛模様がまた青臭く青春していて、これがまた良いアクセントに。『い、言うなあっ』とかどんな萌えセリフですか、って感じですよw 今回、無駄な描写が一つも無い。

 兎にも角にも、ハードカバーと値段、STGという題材とほぼ全てがネックになっているんですが、これはラノベ読みには是非とも一読して欲しい良作。『終わクロ』や『都市』とは違った印象だけど、でも間違いなく川上節の効いた一品です。堪能あれ。



・上巻感想
連射王・上

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学