箱庭●弐 感想その他

- アニメ・ゲーム・ラノベの感想を主につらつらと -

■煌夜祭(多崎礼)  

煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)煌夜祭 (C・NOVELSファンタジア)
(2006/07)
多崎 礼

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 これは上手い。
 一見関わりのなさそうな短編作品のように見せかけつつ、最終的には全ての話が一つの結末に収束する壮大なファンタジー。
 仕掛けや構成の巧みさもさることながら、語り部によって語られるお話の一つ一つが切なく良い話で、それがラストの余韻をよりいっそう引き立てる。話の組み立てが素晴らしいね。
 多少ネタバレになりますが、こういう長い時間を生きるキャラクターを描いた物語ってのは本当に切なくて好きです。ストーリーの繋がりが見え始める中盤以降の展開はぐいぐいと引き込まれました。

 第2回C☆NOVELS大賞、大賞受賞作ということですが、まさに大賞にふさわしい作品だったのではないかと。
 あとがきによると、次回作も一風変った内容になりそうで、これは非常に楽しみです。

Posted on 2006/11/25 Sat. 00:15 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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