箱庭●弐 感想その他

- アニメ・ゲーム・ラノベの感想を主につらつらと -

■月の娘 1(渡辺まさき)  

月の娘 1 (HJ文庫)月の娘 1 (HJ文庫)
(2006/08/01)
渡辺 まさき

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 異世界というか並行世界?からやって来た魔女が、主人公と共に日常を巡りながら、元の世界に帰るまでを描くファンタジー小説、って感じでしょうか。第1巻、ということでまだまだキャラクターの顔見せや舞台の説明程度で、内容的にはかなりまったりとしていますね。でも、その日常風景の描写をとても魅力的に見せるのがこの作者の力。魔術や怪しげなモノも登場しますがそれ自体は特別に目新しいものはなく、しかしそれでも丁寧な描写とキャラクターの魅力で渡辺さんでしか描けない世界観・作風を作り上げているのは流石の一言です。『夕なぎ』シリーズと比べてもまた一段と腕が上がっていると感じます。
 物語のほうはまだまだ始まったばかりで、どういった方向に向かうのか分りませんけど、幾らでも広げられそうな設定なので先が非常に楽しみです。

 あと、今回の主人公とヒロインの関係を見ていると、変に恋愛関係にしなくても、このまま嘘従兄妹設定のままで行伊吹を見る「娘を見守る父親のようなまなざし」って表現が読んでいてとてもシンクロしたんですよね。ベタベタし過ぎず、ナチュラルにキャラの関係を描けるのもこの作者の魅力の一つ。
 ただ、五十鈴さんにはこれからもっと積極的に絡んで行って欲しいところですけども! この人はなんかもう、伊吹とは違った意味で可愛さが溢れ出している(笑)。

Posted on 2006/09/14 Thu. 00:17 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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