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■トリックスターズ(久住四季)

2006.06.02 00:27|感想
トリックスターズ (電撃文庫) トリックスターズ (電撃文庫)
久住 四季 (2005/06)
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 魔術は学問であるという設定そのものはなかなか面白かったです。しかしこれを上手くミステリーに活用していたかというと、お世辞でも誉めることは出来ません。”推理小説を模った魔術師の物語”とあるように、ミステリとして読まなければもっと素直に楽しめたと思うのですが、作中で『この謎を解いて見せろ』とめちゃくちゃ煽ってますからねぇ。それで、あの結末というのは本当に酷いと言うしか。
 トリックに魔術を使っているのはともかくとしても、作中で魔術の効果がどこまでOKなのかがハッキリと線引きされていないとあの謎は解けるわけがありません。魔術で空は飛べないと説明されたからって、後になって『大ジャンプは可能』とか言われたらそれまでですよ? 魔学は現実的かつ論理的というせっかく独自の面白い設定を作っても、具体的な説明はなく、設定に甘い部分を残して後で魔術を都合よくトリックに使ってしまっては、これは読み手を騙して驚かせる仕掛けとは言えません。幾らでも作者の都合でオチを付けられるわけですからね。

<ネタバレ>余談ですが、私は屋上密室のトリックは、変装の達人が壁に変装=光学迷彩みたいな感じでカメラを欺いた、とか考えてました </ネタバレ>

 名前や主人公自身に隠された謎についても、これを七つの謎としてカウントさせるのはどうか、という程度の謎でしかないですし。まあ、最初の”挑戦状”そのものがまともに考えても解けませんよ、というトリック(罠)だったと思えば納得……できないよなぁ(笑

 魔術やミステリの設定についてはダメダメすぎて困ってしまったのですが、キャラクターについて言うと普通に面白くて結局最後まで一気に読めてしまったのが不思議といえば不思議。デビュー作でこれだけ書ければもっと面白くなっていくと期待はしたいですが、さて。

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

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トリックトリック (Trick) とは、人を騙す目的で用いられる策略やごまかし、仕掛けなどのこと。広くは、いたずらや手品等の意味で用いられることもある。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- Histo