箱庭●弐 感想その他

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■夕なぎの街 十八番街の迷い猫(渡辺まさき)  

十八番街の迷い猫―夕なぎの街 (富士見ファンタジア文庫)十八番街の迷い猫―夕なぎの街 (富士見ファンタジア文庫)
(2002/03)
渡辺 まさき

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 下町情緒を感じさせる懐かしい雰囲気を持った居酒屋を舞台に、錬金術やら魔法やらいろいろなファンタジー要素も放り込んだ独特な世界観の和風ファンタジー。
 棲家雑記さんのところで某ラノベの新レーベル立ち上げに関する話題で作者さんのことが取り上げられていたことに興味を持って読んでみたのですが、これはなかなか面白かったです。馴染み深い居酒屋が舞台だったり、人形以上人間未満な自動人形の微妙な心情の描写が好みだったり、ヒロインが元気系姉御肌で○○だったりと個人的な好みのツボを刺激しまくり。錬金術や魔術の設定は、あとがきで敢えて設定に嘘を吐いているとありますが、上手くアレンジして独特の世界観を作っているのは◎。ただそれだけで引っ張るにはいまひとつ描写や設定の説明に足りない部分もありますが、逆にそこが下町風の雑多なイメージを引き立てているような上手さも感じられたような気がします。
 ストーリーについてはやや粗が目立つ部分や、変な部分で凝ってたり大事な所をサラっと流したりちょっと構成的に不満を感じるところもあるんですが、それよりも全体的なまったり感や庶民的なキャラクターが繰り広げるドタバタ劇がこれまた好みに合いましたねぇ。次巻でキャラクターがもっと掘り下げられればさらに面白くなるんじゃないかと思いました。良作。

Posted on 2006/05/15 Mon. 20:48 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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十八番街の迷い猫

十八番街の迷い猫posted with 簡単リンクくん at 2006. 9.22渡辺 まさき著富士見書房 (2002.3)この本は現在お取り扱いできません。オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る 月の娘がお気に入りなので、Amazonを利用して入手。 非常に良かった。 日本をイメージさせる異世界

Alles ist im Wandel | 2006/09/22 22:31

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