箱庭●弐 感想その他

- アニメ・ゲーム・ラノベの感想を主につらつらと -

■ルナティック・ムーン(藤原祐)  

ルナティック・ムーン (電撃文庫)ルナティック・ムーン (電撃文庫)
(2003/09)
藤原 祐

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 科学が失われ、真っ当な文明社会が崩壊した世界で、畸形を持った人間がそれを特殊能力として戦うアクションもの。設定や世界観については今のところ目だって特筆するような部分がありませんが、全体を覆う徹底的にダークで硬質な雰囲気は好み。っていうかストーリーにしても筆致にしても、とにかく”堅い”というイメージですなこの作品(作者?)。笑いの要素なんて微塵もないのでちょっと読み手を選びそうな感じが。
 それはともかくとして、割と定番なストーリーなだけに、これからどう転ぶか分からない微妙さはありますけど、キャラクターに関する感情の描写はやたらと濃かったのが印象的。それもやっぱり負の感情への偏りが多いので読んでるこっちも暗くなりがちなんですけど、でも不思議と読みにくさを感じることがなかったのは、その巧みな心理描写が持つ鋭さにあるのかなぁ、なんて思う次第。
 この1巻ではラストで共闘するものの、本当に僅かな出会い程度の接触しかなかった主人公のルナとヒロインであるシオンが、今後どういう関わりを持っていくのか、先は楽しみではあります。


・シリーズ感想
ルナティック・ムーン

Posted on 2006/01/07 Sat. 04:30 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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