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■バッカーノ! 1931 鈍行編 The Grand Punk Railroad(成田良悟)

2005.11.20 22:37|感想
バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad (電撃文庫)
(2003/08)
成田 良悟

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 話の舞台そのものは1巻とそう変わらぬ禁酒法時代のアメリカですが、登場人物はガラっと変えて(といっても1巻のキャラも脇で出ますが)の続編。1巻を読んだのがだいぶ前なので、その時登場したキャラの名前はほとんど忘れていたのですが、こういう形の続編のおかげですんなりと入っていけたのはありがたかったです。
 今回のストーリーは、ある列車の中で起こった騒動と惨劇。テロリストに強盗団に殺人狂集団に”謎の怪物”までもが入り乱れ、実に成田氏らしい”大騒動”を、各集団、各キャラクターの視点から描ききってます。相変わらず(っていうか刊行順でいえばこれがデビュー2作目ですが)こういったキャラの動かし方と話のまとめ方は巧いねぇ。また今回は、この鈍行編でも一応の決着はついていますが、事件の解決までの物語が敢えて半分しか描いておらず、もう一つの解決へ至る道筋を次の特急編で描くという変則的な二部構成。読んでいて分かるんですが、この鈍行編だけではどういう役回りだったのかさえ不明はキャラがいたり、なんでそんなことに? というような出来事があったりと、これはある意味続くという終わり方以上に続きが気になる引き方ですね。ラストでこちらの思惑を見事にズラして終わらせるやり方も、ミステリっぽい引きで実に面白い。個人的に1巻では物足りなかったと感じた部分を見事に埋めてくれたという感じです。張り巡らされた謎のピースがパズルのように見事にハマるであろう特急編でどう収束するか、非常に楽しみ。
 ただ今回、読んでいる最中にちょっと厄介だと感じたのは、列車の中でキャラの移動が激しい分、それぞれの位置関係の把握に戸惑ったこと。この辺りの描写がもうちょっと分かり易ければ、さらに臨場感が増したと思うだけに残念。列車の見取り図のようなものがイラストで一枚あるだけでもだいぶ変わったと思うんだけど。


・シリーズ感想
バッカーノ!

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

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