箱庭●弐 感想その他

- アニメ・ゲーム・ラノベの感想を主につらつらと -

■ヴぁんぷ!(成田良悟)  

ヴぁんぷ! (電撃文庫) ヴぁんぷ! (電撃文庫)
成田 良悟 (2004/05)
メディアワークス
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 成田氏が描く吸血鬼もの、ということで、一体どんなものが出来上がるのかと思いながら読ませてもらいましたが、なるほどいつもの成田節。吸血鬼なんてもの出てくる以上、成田氏の十八番である奇人キャラクターどものレベルもきっと高いに違いないと踏んでいましたが、期待通りに出るわ出るわ変なヤツら(笑)。特に主人公(だよね)の子爵殿の正体にはいろんな意味でやられたなぁ、と。や、今だかつて彼ほど表紙で存在感を放っているキャラクターが居たでしょうか(笑
 それはともかく、ストーリーのほうはこちらも成田氏らしいストーリー運びで、多くのキャラクターを動かしつつ、各キャラの視点から事件を一つに収束していく様子が実に見事。なんつーか、この辺の面白さが極まってきたよなぁ、という感じ。きちんと張った伏線と仕掛けで最後にしっかり忘れずニヤリと驚かせてくれるのも、綺麗にまとめて気持ちよく終わらせてくれるのも、定番とはいえ気持ちよく楽しませてくれます。エピローグの見開き絵も含め、良い仕事してますよ。
 ただ今回は、キャラクターも多数登場しますが、主役格の子爵とヴォッドと閑音の存在感が強すぎて、レリックやフェレットなんかがちょっと脇に寄っていたような感じだったのが勿体ないといえば勿体無いかな、と。まあ、続きが出ているので今回足りない分は2巻3巻で楽しませてくれるのでしょう。

Posted on 2005/10/08 Sat. 04:14 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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