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■円環少女 1 バベル再臨(長谷敏司)

2005.09.14 03:40|感想
円環少女 (角川スニーカー文庫)円環少女 (角川スニーカー文庫)
(2005/08/31)
長谷 敏司

商品詳細を見る

 実に久しぶりとなる長谷敏司氏の新刊。『楽園』『フリーダの世界』はSFだったけど、今回は魔法少女が現代で血みどろになって戦うファンタジーもの。とりあえず見所は二つ。まずは独特な魔法体系とよばれる魔法の設定や、異世界からやってきた魔法使いの魔法は秩序が保たれ神が居ないこの世界では人間に観測されただけで消滅してしまう=基本的に、魔法使い<ただの人 が成り立つ、などといった面白い世界観。特に体系別される魔法の設定はめちゃくちゃ濃いです。濃すぎて戦闘シーンになるとろにく説明も無い専門用語が連発されて何が書いてあるのか想像するのも難しいっていうか理解できない部分も出てくるくらいに。『フリーダの世界』でも状況描写がイマイチ理解できなくて読み難い部分があったけど、これはそれをさらに輪をかけて読み難いです。でも私的にはそこが面白いというか、こういう特殊な設定が用語で押し切るぐらいの勢いで描かれたほうがライトノベル的には読んでいて楽しいんですよね。文章自体は決して堅苦しいわけでもないし、理解できなくてもわりとサクサク読めると思いますよ(たぶん…)。

 で、もう一つの楽しみどころはキャラクター。なんといってもヒロインのメイゼルが今年一番の当たりといってもいいほどツボ。

「変態呼ばわりしないで! あたしは、強い相手やきれいな子の泣き顔を見たい気持ちが、人よりちょっとだけはげしいだけなんだから!」


 この小学6年にしてツンデレサディストロリ魔法少女メイゼルがテラ可愛すぎw んーツンデレというよりはもはやデレデレって感じですが、主人公に対する数々の愛情表現が悶絶ものの恥ずかしさでもう堪らんのですよ。妙におまーせさんな一面や歳相応の子供っぽい一面を見せる日常のコミカルナなシーンを堪能し、いざ戦いになるばその身に課せられた過酷な運命にしっかりと立ち向かう凛々しい姿に惚れ惚れし――と。彼女に関わるシーンはほんとにどこも名シーンではないかと言い切りたくなるくらい。【大好き】。
 他、主人公もけっこう熱血なんだけど女性陣には弱いところとか、敵役も単なる悪役ではなく、自分たちの信念を貫き通そうとする熱いやつが多く、それ故に燃えるラストバトルなど、キャラクターに関するドラマも盛り上げてくれます。
 とっつき難さと妙な敷居の高さは間違いなくありますが、私的には間違いなく傑作。長谷氏によると重版決定で2巻も間違いなくでるらしいので安心して続きを待つことが出来ますなー(フリーダの続きも読みたいけどっ!)。

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

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