箱庭●弐 感想その他
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■RINGADAWN 妖精姫と灰色狼(あやめゆう) 
![]() | RINGADAWN - 妖精姫と灰色狼 (C・NOVELSファンタジア) (2011/07/22) あやめ ゆう 商品詳細を見る |
国家乗っ取りの陰謀に立ち向かう策略家お姫様とチンピラ風主人公のチャンバラ戦争ファンタジーというか。キャラの想いに感情移入するよりとにかく行動を追うようにテンポ良く進むストーリーが痛快爽快で○。あっさりし過ぎず重すぎず、分かりやすい娯楽ファンタジーとして楽しめた。
個人的にはヒロインでお姫様のリエルより、時間的にはレイジと行動を多く共にしたフランデのほうが魅力的に映ったかな。リエルも格好良く描かれていたけど、堂々と凛々しい存在感の割にはそれだけのキャラに収まってしまっているのが残念。いろいろ思うところありながらレイジに頼らざる得なかったフランデのほうが、出番的な意味でも読んでいて面白かった。それだけに、最後の会話にニヤニヤしちゃったりね。
あとあれだ、渋いおっさん剣士たちの地味な活躍とかも、レイジや華のある女性陣とは別の意味で輝いていたのも良かったです(笑)。
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