箱庭●弐 感想その他

- アニメ・ゲーム・ラノベの感想を主につらつらと -

■ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~(三上延)  

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

商品詳細を見る

 就職難で働き口もままならない体育会系主人公が、奇妙な縁で働くことになった古書店で本の虫の女性オーナーと、お客たちの持ち込んでくるちょっとした謎を解き明かしながら、客たちも含めて二人の縁を深めていくお話。ガタイの良い主人公が走り回り、オーナーの栞子さんが安楽椅子探偵として推理を披露する、いわゆる”日常の謎”系の形ですが、持ち込まれる事件の内容よりも、人見知りな栞子さん相手に主人公が微妙に距離を測りながら接して行く様子やなんかが見所といえば見所。やってくるお客たちとも事件を切っ掛けに親しくなって行ったりと、広がっていく人との繋がりを見るのも楽しかったりします。
 古書の状態を見ただけでズバリズバリと推理を展開していく栞子さんの頭のキレも感心しますが、そこが終盤、物語りのネックとなるというのも面白いお話で。個人的には、こんなお姉さんの手のひらで動かされるのもまた良し、なんて思ってしまったりしまわなかったり、という感じですが、悪意のある内容じゃないので物語の落としどころとしては良かったんじゃないかなあ、と。
 美人オーナーと新米店員のビターな甘さが残るエピローグだったので、出来ればこの先の二人の関係がどんな風に進展するのか、もう少し見れたらいいなと期待します。せっかくなんで、次は眼鏡をかけた栞子さんの表紙と一緒に。
 

Posted on 2011/06/29 Wed. 22:56 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

tb: 1   cm: 1

コメント

No title

こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

URL | 藍色 #-
2014/07/02 23:42 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hakoniwa2.blog2.fc2.com/tb.php/1148-80ea9fe0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)」三上延

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋。 そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。 残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。 接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。 人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、 いわくつきの古書が持ち込まれることも、 彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見て...

粋な提案 | 2014/07/02 22:39

Twitter...

プロフィール

ブログ内検索

カテゴリー

月別(表示数指定)

リンク

応援中

カウンター

QRコード


▲Page top