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■断章のグリム XIV ラプンツェル・上(甲田学人)

2011.06.15 23:05|感想
断章のグリムXIV ラプンツェル・上 (電撃文庫)断章のグリムXIV ラプンツェル・上 (電撃文庫)
(2011/03/10)
甲田学人

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  前回、自身の断章によって<葬儀屋>を殺してしまった蒼衣に向けられる他のロッジからの非難。その事故ともいえる出来事に責任はないとはいえ、必要以上に自分を責める蒼衣は、徐々に、しかし確実に泡禍による侵食を受けているようにしか見えませんね。ここに至っては、強引ともいえる行動力と決断力をもった雪乃が本当に頼もしく見えます。
 ラプンツェルをモチーフに起こる今回の事件は、まだまだ本領を発揮とは言えませんが、ホラーチックにじわじわと迫り、眞守一家とそれに関わる友人にまで一人ずつ、文字通り”手を伸ばしていく”惨劇の描写にはゾクゾクします。いやほんと、視界の端々に少しずつ映りこんで来る”手”といえば、もはや作者の十八番といった感じのやり方なんですが、まったく安定の破壊力。今回は大量の写メまで使って徐々に写真の中で姿を表したり、しかもそのメール受信の数が何十と増えていくとか、リアルな数字で出されるから余計に不気味。
 すでに上巻の時点で、巻き込まれた関係者の半数がアウトみたいな状況でBAD END確定の中、いかに被害を抑えるかといういつもの苦しい戦いに加え、<葬儀屋>を消し去ってしまった蒼衣には最後にまったく別の脅威も登場し、さらなる惨劇の下巻が待っているのか否か。楽しみです。


・シリーズ感想
断章のグリム
 

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

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