箱庭●弐 感想その他

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■百億の魔女語り 1 オトコが魔女になれるわけないでしょ。(竹岡葉月)  

百億の魔女語り1 オトコが魔女になれるわけないでしょ。 (ファミ通文庫)百億の魔女語り1 オトコが魔女になれるわけないでしょ。 (ファミ通文庫)
(2010/09/30)
竹岡 葉月

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 体育会系熱血お兄ちゃんキャラが主人公のラブコメっていうのは最近では意外と新鮮味が感じられる設定だよな、と。
 男なのに魔女の研修を受けることになったので、女装して魔女の館に向かうも一発でバレ、変態扱いされるスタートから徐々に好感度を上げていくという定番のストーリー。同年代の先輩魔女、エーマとの賑やかしく騒がしく、ちょっとすれ違いでしんみり、でも二人とも基本的に前向き体育会系なので仲直りの仕方も不器用だけどなんともそれが微笑ましい。女たちの魔女の館に男が一人と基本的にはハーレム系の設定だけど、正ヒロインがキッチリ決まっているので王道の学園青春モノの雰囲気かな。

 中盤~終盤にかけて起きる事件とラストの伏線で、なかなか物騒そうな話も出ていて、主人公アルトの本来の肩書きや、ちょっと立場が変わってくるエーマとの関係など、次巻以降でどんな展開になるのかいろいろ気になる。
 

Posted on 2011/03/02 Wed. 22:45 [edit]

category: 感想

thread: ライトノベル - janre: 小説・文学

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