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■ヘヴィーオブジェクト(鎌池和馬)

2010.05.04 19:23|感想
ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)ヘヴィーオブジェクト (電撃文庫)
(2009/10/10)
鎌池 和馬

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 巨大戦略超兵器を相手に生身で戦う少年二人。知恵と勇気で立ち向かえ!
 以上!

 や、内容はほんとにそれだけというかそれしかないというか。オブジェクトの誕生による戦争のあり方の変化とか、オーバーテクノロジーの説明云々とかそんなのはあってないようなものでしょ、これは。国同士のいざこざの原因とか、戦争の経緯とか各話ごとに説明されたりしますが、理不尽な作戦に参加させられオブジェクトと有耶無耶のうちに戦うことになるクエンサーとヘイヴィアにとってはなーんも関係ない話。毎度毎度ひぃひぃ言いながら無茶苦茶な戦法で不可能の可能にする痛快さを楽しむだけのお話だーね。とにかくオブジェクトは凄いんだ! と説明だけはしておいて、どこにも説得力が感じられないのに主役の二人が破壊してしまうというこの開き直りにも近い強引さはある意味凄いですよ。いろいろとSF的に説明はされるけど、結局のところよく分からない理論なので読み手としては「へーそうなんだ」と思うしか出来ないうちに作戦成功しちゃいますから。もう笑うしかない。いや実際笑いましたけどね。
 なんでも漫画化されているようで、確かにこれは言葉で説明されるより、直接絵で見たほうがさらに楽しめるだろうなぁ。

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

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