箱庭●弐 感想その他
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■C3 -シーキューブ- IV(水瀬葉月) 
C3―シーキューブ〈4〉 (電撃文庫) (2008/08) 水瀬 葉月 商品詳細を見る |
表紙はコレまで出一番の露出! しかし帯を使っての絶妙の隠し方!
……もはやチラではなくなってきているな。
そんな訳で4巻。前回登場した凶集団「ビブーリオ家族会」が真打と共に最来襲。楽しいはずの体育祭が恐怖のどん底に~、というお話。今回は家族会との決着ということでいつものコメディよりも終盤のバトルのほうがなかなか読み応えがあって面白かったですねぇ。フィアとこのはと黒絵と三人娘がそれぞれ適材適所で敵と相対するという展開が熱いじゃないですか。あ、黒絵さんはサポートでしたが。そして本性を垣間見せてブチ切れるこのはの恐ろしいこと(笑)。
家族会とは別に登場した今回の呪われたアイテム、藍子。弱気で引っ込み思案娘の定番的キャラでしたが最後は悲しい結末に…。でもエピローグ等で語られる春亮やフィアたちの優しさがこれまた王道だけど上手い余韻を残してくれますなぁ。今後も藍子について語られる機会があればいいなと思ってしまいますね。
ともあれこれで家族会との戦いは決着。しかし続くように現れたのは室長と呼ばれるあの方。まだまだ平穏なラブコメDaysは遠いっぽい。次は今回一言美味しいシーンがあっただけで活躍できなかったいんちょーさんが来るか?
・シリーズ感想
>C3 -シーキューブ-
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