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『巽悠衣子の「下も向いて歩こう\(^o^)/」』
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■ディバイデッド・フロント 隔離戦区の空の下(高瀬彼方)

2004.05.24 18:47|感想
ディバイデッド・フロント〈1〉隔離戦区の空の下 (角川スニーカー文庫)ディバイデッド・フロント〈1〉隔離戦区の空の下 (角川スニーカー文庫)
(2003/05)
高瀬 彼方

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 これはおもしろかった
 地球上に突如出現した(している)謎の怪物・憑魔。その異形の怪物たちを閉じ込めた『隔離戦区』内に放り込まれ、自衛隊員として終わりのない戦いを強いられる少年少女たちの物語り……と書くとかなり悲惨で暗めの話のように聞こえるし、実際ストーリーの設定はかなり悲惨なんですけど、そこに登場する少年少女、また彼等の先輩にあたるキャラたちが明るくカッコ良く描かれているので、読んでいる側からすればとても気持ち良く感情移入して物語りを楽しめる作りになっています。いや、明るくカッコ良く、前向きに、というのはかなりストレートすぎて、ちょっとあざと過ぎるような気もしないでもないですが、SF要素に王道的なボーイ・ミーツガールを詰め込んだ良作、と言えるのは間違いないと思います。
 秋山瑞人の作風から残酷性を引いて、エンターテイメント分を足した、とかそんな感じ(うーん)。もしくはガンパレとスターシップトゥルーパーズを足して割った、とか(むむむ)。
 個人的には、怪物相手に特殊能力やSF兵器などを持ち出さず、対怪物用とはいえ、一応自衛隊に配備されている通常兵器で立ち向かう設定に燃えを感じます。89式小銃に銃剣付けて怪物と白兵戦も止む無し、とか、あり得ないけどそこに、地味でも生き残るための過酷さが現われていたり。

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■愚者のエンドロール(米澤穂信)

2004.05.20 22:33|感想
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
(2002/07)
米澤 穂信

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 前作『氷菓』に続く、学園内のちょっとした謎に古典部の面々が挑む青春ミステリ第2弾。今回も落ち着いた内容ながらも楽しめました。また内容とは別に、作品全体に漂うこの妙に落ち着いた空気や安定感がとても好みに合って非常に読みやかったですね。いや、ほんと巧い文章書くなぁと思いました。読み終えた後の何ともいえない清涼感が学園ミステリらしくて気持ちいいんだ、これが。

 しかし、ストーリーは前作よりミステリーしていて楽しめたんですが、キャラクター的にはホータローがメイン過ぎて、もう少し千反田にも活躍の場が欲しかったなーという気も。全体的にみれば丁度よいバランスなんでしょうけどね。や、定番の酔っ払いネタは楽しませてもらいましたが(オチがまた最高)。
 あと姉ちゃん。前回とともに文章だけの登場で、姿も見せずに、しかし裏で巧みに糸を引くこの人の策士っぷりがたまりませんな(笑)。

 この古典部シリーズ、事件の内容的にいろいろと制限があって続きを書くのは大変そうな感じですが、せめてもう2~3本は出して欲しいですねぇ。

 っと、細かいことだけどイラストのことで一つ。本文中で千反田は『黒く長い髪』と書かれているんですが、カバーと口絵のイラストを見ると……贔屓目に見てもちょっと微妙じゃないですか?(苦笑)。


・シリーズ感想
神山高校古典部シリーズ

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■護くんに女神の祝福を! 3(岩田洋季)

2004.05.18 18:43|感想
護くんに女神の祝福を!〈3〉 (電撃文庫) 護くんに女神の祝福を!〈3〉 (電撃文庫)
岩田 洋季 (2004/05)
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 今回はスキーに温泉、クリスマスと冬休みのお話。1巻、2巻と比べると明かに作中のノリが良くなっていますね。良い意味での悪ノリ加減のバランスが取れてきたというか。今のところは右上がりで面白くなっているのは間違いないかと。護と絢子の二人の中も、こう着実に仲良くなっていく様がしっかりと描かれていて、見ていてほんと、微笑ましいです。

 今回の新キャラはドイツ系のお嬢さんということで、あのどこかで見たようなズレっぷりがなかなかツボです。ラブラブの間違った使い方は意表を突かれましたですよ。次巻以降でどう扱われるのか気になるところ。


・シリーズ感想
護くんい女神の祝福を!

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■鬼神新選 II 東京編(出海まこと)

2004.05.16 18:41|感想
鬼神新選〈2〉東京篇 (電撃文庫) 鬼神新選〈2〉東京篇 (電撃文庫)
出海 まこと (2004/05)
メディアワークス
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 永倉新八vs蘇った近藤、土方、沖田、原田らの戦いを描いた新選組奇鐔第2弾。相変わらず剣戟アクションは面白いし、フィクションの新撰組ストーリーとして十分楽しめました。ストーリーそのものに大した捻りがあるわけじゃないんだけど、キャラクターや時代背景等の描写や設定がけっこうしっかりと肉付けされているので、時代モノとしてもけっこう読めるんじゃないかなぁ、と。主人公一人で孤軍奮闘という殺伐としたストーリーはけっこう燃えるものはあります。今回は短いけどいろいろと伏線張りまくりで引きも凄いので、次巻も楽しみ。
 ただ、次はもう少し本文増量を頼みます。おまけ少な目でいいから。


・シリーズ感想
鬼神新選

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■平井骸惚此中ニ有リ(田代裕彦)

2004.05.14 18:39|感想
平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫)平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫)
(2004/01/10)
田代 裕彦

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 富士見ミステリの第3回大賞受賞作。舞台を大正時代、本文の書き方も講談調風?と変った作りで、時代や舞台の雰囲気はなかなか良く出ていておもしろかったです。クセは強いので読み難いのも確かですけど、変化を付けるという意味ではこのぐらいやってもいいんじゃないですかね。

 ミステリー部分はだいぶ軽めで犯人当てを念頭に読もうものなら一発で……だとは思いますが、トリックなどよりも、その事件に至る過程や背景事情なんかは意外と凝っていておもしろかったかなー、と思いました。
 キャラクターは意外と愉快で◎。つか、ミステリ部分よりも登場人物たちの軽妙な会話のやり取りなんかを見ているほうが面白いかもね(笑)。
 ちなみにヒロインは気の強いお嬢様。いわゆるツンデレ系というやつですか。なんかツンツンしているイメージのほうが強くて、デレのほうは妹さんの担当という感じですが、萌え分もそれなりに。澄夫人いいよー澄夫人(ぉ

 全体的に見れば多少物足りない感はあるんですが、キャラクターが面白いので、続きはけっこう期待できるのでは、という感じです。


・シリーズ感想
平井骸惚此中ニ有リ

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■空ノ鐘の響く惑星で 3(渡瀬草一郎)

2004.05.11 18:36|感想
空ノ鐘の響く惑星で〈3〉 (電撃文庫) 空ノ鐘の響く惑星で〈3〉 (電撃文庫)
渡瀬 草一郎 (2004/05)
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 いよいよ戦記モノっぽくなってきましたね。登場人は増えるし、各陣営の動きも入り乱れて、話のスケールも大きくなってきました。それでも、それぞれのエピソードを急がずに、時間をかけて丁寧に描いているところがグーですね。あおの反面ストーリーの進み具合はゆっくりになるんですけど、変に駆け足で詰めこまれるよりは全然マシってものです。

 さて3巻。今回は大きな事件は起きません出でしたが、当面の対立の図式や登場人物たちの立場をハッキリさせるような展開になっていました。前巻ではほとんど出番のなかった”来訪者”の面々にも動きがあって、これで本格的にストーリーが進展し始めたという感じもします。個人的に嬉しかったのはリセリナが以外と早く合流したことですね。正ヒロインはウルクっぽいけど、私的ヒロインはリセリナなんで、彼女には頑張ってほしいところ(や、他所の感想を見ているとけっこうウルク派が多いみたいなので、そういう意味でも応援したくなるというか)。


・シリーズ感想
空ノ鐘の響く惑星で

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■天になき星々の群れ フリーダの世界(長谷敏司)

2004.05.07 18:28|感想
天になき星々の群れ―フリーダの世界 天になき星々の群れ―フリーダの世界
長谷 敏司 (2002/11)
角川書店
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母星で繰り広げられる殺戮戦争。その過酷な現実を生き抜くために暗殺者となったフリーダだったが、今回の任務は彼女を多いに戸惑わせた。潜入先は辺境惑星の女子高校。同居認はアリスという同い年の少女だった。純真無垢なアリスとの平凡な日々が、闇に身をゆだねてきたフリーダの世界を揺さ振る。


 おもしろかったー。 
 ちと難解な言いまわしや、イマイチ状況が理解し難い描写等もあって、文章的には多少人を選ぶんですが、内容やテーマはかなり重みがあって読み応え十分。ちょっと話を詰め込みすぎで、一度で読むには多少疲れるかもしれませんが、読み始めてしまえば中盤以降の怒涛の展開でストーリーに引きこまれますし、ラストの事件が一気に収束していく様はめちゃくちゃ緊張感があって楽しめました。いや、あの見開きイラストのフリーダがなんといっても最高ですよ。

 と、主人公はその少女にして凄腕暗殺者のフリーダなんですが、個人的にはもう一人のヒロイン、アリスの存在がとにかく強烈でした。異常な状態で生まれたカリスマとでもいうのか……善の立場にいながらも、客観的に見るるとこれってかなり恐ろしい存在なのでは、と感じような、どこかスッキリしないキャラなんですよね…。彼女を指して、

彼女はきっといつか最悪の大王(アレクサンダー)になる


 という、とある人物のセリフがすごく印象に残りました。

 ストーリーのほうは、長谷氏の前作『楽園』と同じ世界(時代は違う)ということで、かなりSF要素が強いです。世界観を演出する設定が、かなり伏線としてもちりばめられていて、この手の設定好きにはたまらないものがあったりします。つか、続きを出すなら早く出して欲しいところですね。

 読み難く、最初のとっつき悪さが難点ですがハマる人ハマルる、という感じ。難解ゆえに二度三度と読むたびに面白さが増すスルメのような本、かもw

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹(西尾維新)

2004.05.06 18:26|感想
ヒトクイマジカル―殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)ヒトクイマジカル―殺戮奇術の匂宮兄妹 (講談社ノベルス)
(2003/07)
西尾 維新take

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 おもしろかったけど、この巻でまた随分ライトノベル寄りになった感じ。曰くラスボスの登場とかその辺が特に。や、私としてはこのシリーズでそっち方面の色を強くしてもらうことに不満はないので全く問題ないですけど。つか、相変わらずというか益々というか、とにかく極まった奇人(変人)さんたち登場に、先が楽しみになってきましたよ奥さん。

 にしても今回は、どこかのんびりとした前半から事件が起きてからの後半への展開が秀逸でしたねぇ。章タイトルでも想像はつくんだけど、7章の展開はまったくもって見事。久しぶりに震えたっていうか、心の中でガッツポーズ。正直前半部分は3日くらいかけて読んだんだけど(苦笑)、あそこからは『キタキタキター!』という感じで一気に読破ですよ。私一押しのみいこさんも出番は少ないとはいえ強烈な一撃をかましてくれて大満足。
 ただ、その後のいーたんの行動は、今までに比べれば成長したってことになるんでしょうけど、やっぱりどうにも不可解だし、トリックも普通。先にライトノベル寄り歓迎とは言いましたが、この辺りはもうちょっと深みが欲しかったというのも本音でして。いや、でもバランス的にはこのくらいが丁度良いのかなー。うーむ。

 ストーリーとは関係ないけど、最後の萌えキャラはやたら強烈でしたなー。私は味噌汁じゃなくて飲んでいた紅茶を吹きそうになりましたよ。


・シリーズ感想
戯言シリーズ

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学