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『巽悠衣子の「下も向いて歩こう\(^o^)/」』
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■氷菓(米澤穂信)

2004.03.30 00:20|感想
氷菓 (角川スニーカー文庫)氷菓 (角川スニーカー文庫)
(2001/10)
米澤 穂信

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 同作者の『さよなら妖精』の評判を聞いて少し気になったので、とりあえずデビュー作である本作を先に読んでみました。
 角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞(長いな)受賞という『氷菓』。人死にもなければ驚くようなトリックもなく、学園で起きたとある過去の事件を、今ある僅かな資料を元に推理と推測で解き明かす、というぶっちゃけ地味な内容なんですが、少ないページ数に無駄なく謎と謎解きを丁寧に盛りこみ、ライトノベルとしてはかなり巧いミステリーに仕上がっていました。青春ミステリーと銘打たれていますが、まさにそのコピー通りの内容。いや、おもしろかった。
 また、登場人物もわりと地味で、特別にキワだったキャラはいないのですが、好奇心旺盛でちょっと世間ズレしている名家のお嬢様に、一見やる気のない探偵役の主人公という二人のやり取りは、なにか読んでいて微笑ましいというかニヤリとさせられるものがあってなかなか良かったですね(好みの問題で、これでももう少しラブコメチックな展開もあれば文句無しだったんだけど)。


・シリーズ感想
神山高校古典部シリーズ

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■神様家族 1・2・3・4(桑島由一)

2004.03.27 17:03|感想
神様家族 (MF文庫J)神様家族 (MF文庫J)
(2003/06)
桑島 由一

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神様家族〈2〉発育少女 (MF文庫J)神様家族〈2〉発育少女 (MF文庫J)
(2003/09)
桑島 由一

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神様家族〈3〉桃色貯金 (MF文庫J)神様家族〈3〉桃色貯金 (MF文庫J)
(2003/11)
桑島 由一

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神様家族〈4〉シャボン玉ホリデー (MF文庫J)神様家族〈4〉シャボン玉ホリデー (MF文庫J)
(2004/02)
桑島 由一

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 期待半分、不安半分で読み始めたんですが、これがなかなかの当り作品でした。
 幼馴染からなかなかもう一歩前に進めないという典型的なラブコメに、神様と天使という設定を活かした、ちょっと変わったストーリー。神様の息子である神山様太郎とお世話役の天使、テンコのラブコメが基本なんですけど、このテンコがなかなか可愛くてグーですね。自分は様太郎のことなど好きでない、と言いつつも、様太郎が他の女の子とくっ付こうとすれば心中穏やかにならず、つい暴力的行為に走ってしまったり、と。一見勝気なんだけど実は心は脆く、悩み、布団の中で涙を流しちゃうような娘。うむ、私的には主人公はテンコですね。
 ハッキリ言って、ストーリーよりもキャラが全面に出ている作品と思うので、合う合わないは有るかと思いますが、なかなかの良作だと思います。いや、けっこうシナリオも良いと思いますがね。

 しかし、ダメ人間――もといダメ女神のママさんはある意味テンコ以上のオイシイキャラだよなー。息子の初恋の相手に『絶対アル中』と決めつけるその性格。天然とかいうレベルか?(笑)

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■キーリ IV 長い夜は深淵のほとりで(壁井ユカコ)

2004.03.25 00:23|感想
キーリ〈4〉長い夜は深淵のほとりで (電撃文庫) キーリ〈4〉長い夜は深淵のほとりで (電撃文庫)
壁井 ユカコ (2004/02)
メディアワークス
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 離れたりくっついたり。相変わらずめんどくさい人たちですな。
 意外とドタバタした内容だったにも関わらず盛り上がり的にはイマイチな感。ぶっちゃけて言えばいつも通りの地味さ加減。ストーリー的にはいろいろと進展しているんですがねぇ。次あたりでそろそろ物語りの行く末を見せて欲しいところ。

 余談ですが、1巻と4巻の表紙に描かれているキーリに、きちんと年齢の差が見えるのが良いですね。どちらが好みかで貴方の性癖がわかります(爆


・シリーズ感想
キーリ

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■マルドゥック・スクランブル TheThirdExhaust 排気(冲方丁)

2004.03.18 00:24|感想
マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気 (ハヤカワ文庫JA)
(2003/07)
冲方 丁

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 1巻を読んだ後にも書きましたが、もう一度書く。こういうSFアクションが読みたかった
 全体的に暗目の背景や特殊なSF設定、また少し描写がくどいと感じるところもあって、ややとっつき悪い部分もありましたけど、それでも読んでいる最中は知らずに引き込まれていましたね、物語りに。この密度の濃さはなかなか味わえるものじゃないですよ。緊張感とか、作中の空気が伝わってくる感じ。これも前に書きましたが、良質なアクション映画を見ているような感覚なんですよねぇ。
 おもしろかった。
 惜しむらくは、ブラックジャックによる勝負の圧倒的な緊張感に比べて、ラストの展開がややインパクトに欠けるように見えてしまった点ですかね。まあ大した不満でもないんですが、少し構成的に気になったというか。


・シリーズ感想
マルドゥック・スクランブル

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■マルドゥック・スクランブル The Second Combustion 燃焼(冲方丁)

2004.03.15 00:28|感想
マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)
(2003/06)
冲方 丁

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 また良いところで終わっているのがなんとも…。
 ガンアクションやらカジノでの駆け引きによる攻防やら、相変わらず燃える展開が多くて読み応え十分なんですが、個人的にはキャラクタの内面が前回よりも深く描写されたのが良かったですね。ドクターやボイルドにもきちんと背景が描かれ、より物語りの厚みが増した感じ。さあ、盛り上がってきました、とでも言いますか。

 復活したウフコックとバロットが最初に会話するシーンは思わずジーンと来たなぁ。知らない間にバロットに感情移入していました。というか、ウフコックがカッコよすぎなんだよな、アレは(笑)


・シリーズ感想
マルドゥック・スクランブル

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■マルドゥック・スクランブル The First Compression 圧縮(冲方丁)

2004.03.14 00:44|感想
マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)
(2003/05)
冲方 丁

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――抱いて。タイトに。


 ぞわっと来た
 1~3章でキャラを描き、世界観を見せつけ、4章でこれでもかと暴れまくる。まるでノンストップのアクション映画を見ているかのような錯覚。こいうSFを読みたかった。
 偶然に1巻だけ手に入れたのだが、これは早いところ続きを確保しなければなるまい。つーか、次巻への引きが凄すぎる。

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■バッカーノ! The Rolling Bootlegs(成田良悟)

2004.03.12 00:30|感想
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)
(2003/02)
成田 良悟

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 客観的に見ておもしろかったのは間違いないと思うけど……。

 偶然にも“それ”に関わった人々に次々と視点を代え、一つの事件を追っていくという構成は、確かにおもしろいし、バッカーノ=馬鹿騒ぎという意味のタイトルに相応しい、読んでいて非情に楽しい作品だったと思います。

 ただ、うーん、私的には少々物足りない感がありますね。こういった構成でやるならもっと容赦なく複雑にして欲しかった。正直なところ、結末は予想通りの展開でしたし、ストーリーも凝った構成のわりには捻りが無く少し退屈してしまいました。この辺は筆者の文章力の所為かとも思いますが。
 キャラは面白くて好きなんですけど、これは“不死の酒を巡る奇妙な事件”というストーリーがまずあって、次に個性的なキャラが居る、という順だと思うので、それでストーリーを退屈に感じてしまった私はどうしても高評価を付けることは出来ない、というわけです。いや、これはもう趣味の問題だと思っていますけどね(苦笑)。

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■灰色のアイリス V(岩田洋季)

2004.03.10 00:32|感想
灰色のアイリス〈5〉 (電撃文庫) 灰色のアイリス〈5〉 (電撃文庫)
岩田 洋季 (2004/03)
メディアワークス
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 んーこれはまたなんとも王道的なエピソードで締めたましたねぇ。絵にかいたようなハッピーエンド、悪く言えば無難に終わったとでもいいますか。や、私は基本的にハッピーエンド肯定人間なので、特に文句を言うつもりはないですが、やはり盛り上がりや勢いでは3、4巻が一番でしたね。今巻も、別に盛り上がらないという訳ではないですが、やはり決着までのシナリオがあまりにも予想通りってのは、読んでいて気持ちの良いものではありません。もう少し“悪側”に関する設定に一捻り欲しかった。高坂にしても天使の麗帝にしても、動機があまりにもストレート過ぎですよ…。これなら三木親子のほうがよっぽどインパクトがあったような気がします。つか、口絵の響紀がオモシロすぎ。あんたどこのチンピラですか(笑

 と、文句を言うつもりはないとか書いておいて文句多めですが(苦笑)、ストーリー的にはきちっと決着させていますし、シリーズ通して見れば、5巻で上手くまとめたと思います。デビューシリーズとしてはよく出来ているんじゃないかなぁ、と。

 翠朧贔屓の私としては、本当に忘れられたんじゃないかと思うぐらいの彼女の出番の無さにハラハラしながら読んでました。いや、P324最初のセリフにはこっちも激しく同意してしまいましたよ(笑)。


・シリーズ感想
灰色のアイリス

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■キーリ III 惑星へ往く囚人たち(壁井ユカコ)

2004.03.08 00:34|感想
キーリ〈3〉惑星へ往く囚人たち (電撃文庫)キーリ〈3〉惑星へ往く囚人たち (電撃文庫)
(2003/08)
壁井 ユカコ

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 うーん、ストーリー的にはいろいろと進展しているわけですが、内容的にはいつもと変わり映えしないというかなんというか。
 今回はあとがきの

>まわりくどい性格の少女と面倒くさい性格の男がくっついたり離れたりする話

 という説明そのままな感じです。
 ま、相変わらず地味なんだけどつらつらと読みきってしまう面白さは……あると思います(自信なさげ
 作品的には安心して読める内容なんだけど、これでもう少しキャラに幅があると、もっと面白くなると思うんだけどなー。うーむ。


・シリーズ感想
キーリ

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■七姫物語(高野和)

2004.03.05 00:36|感想
七姫物語 (電撃文庫)七姫物語 (電撃文庫)
(2003/02)
高野 和

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 このところ和風テイストの作品が何故か続きますな。特に意味はないんですけど。
 イラストから受ける印象や序盤の展開などから、どこかまったりとした作品という印象で読み進めましたが、中盤以降は意外とハード(と言う程でもないんだけど)な展開になっていて、でもそれが作品の持つ独特な優しげな雰囲気を壊すことなく繋がっているのは上手いなぁと思いました。キャラクターの描き方が丁寧で、分かりやすく読みやすいのもポイントです。つか、キャラが物語りを作っている、というのが良く伝わってきますね。上手いです。
 全体的にやや地味な感じもしますが、なかなか奥深い設定やストーリーが練られているようで、続きも買って読んでみようかという気にさせてくれますね(ただ、あとがきを読むに作者的にはそこが特に書きたい部分というわけではないようですが)。

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■鬼神新選 京都編(出海まこと)

2004.03.04 00:39|感想
鬼神新選 京都篇 (電撃文庫)鬼神新選 京都篇 (電撃文庫)
(2003/07)
出海 まこと

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 新撰組を扱った剣劇アクション、ファンタジー風味。敵は蘇った近藤、土方、沖田ら新撰組の看板男たち。テロリストとなって明治政に恨みを晴らさんと暗躍する、といったストーリー。
 ん、なかなかおもしろかったです。
 ストーリー的には別段驚くようなものがあるとは言えないけれど、アクションはしっかり書かれているし、主人公の長倉新八もまた姿に似合わぬ渋いカッコよさが描かれていて○。どこかハードボイルドの匂いを漂わせています。
 近々続きも出るようなので、それなりに楽しみ。

 しかし、イラストのヤスダスズヒトさんは最近働き過ぎじゃないですか?(いや、好きな絵師さんなので嬉しいんですけどね)

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学

■業多姫 弐之帳 ―― 愛逢月(時海結以)

2004.03.03 00:42|感想
業多姫〈2之帖〉愛逢月 (富士見ミステリー文庫)業多姫〈2之帖〉愛逢月 (富士見ミステリー文庫)
(2003/04)
時海 結以

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 戦国の世を舞台にした和風ミステリーファンタジーラブストーリー? 長すぎ。んーメインは和風とラブストーリーですかね。
 相変わらずタイトルを飾る業多姫こと、鳴さんがまた一段と恋する乙女っぷりを見せつけてくれるのはとっ~ても良いんですけど、相手の颯音がけっこう甲斐性無しっつーか、二人とも生真面目すぎるっつーか。想いのすれ違いを描くのはこの手の話では外せないお約束ですし、そうやって絆を徐々に深めて行く、という展開になっていくわけで、そこは丁寧に描かれていてとても好感が持てるんですけど、私としては、もう少し読むのが恥ずかしいくらいのバカップルぶりを見せて欲しいところ。ま、それは次巻に期待で良いのかしらん? ちなみにP110の挿絵のあたりの展開はなかなかに“らしい”初々しさが出ていて良かったですけどね。
 今回はミステリーよりアクション重視。一応トリックとしては定番の人物入れ替わりや双子キャラなんかを持ってきてはいるけど、あまり使い方は上手くなかったかな~と。つか、無駄に複雑にしているだけに見えるよなぁ。もうちょっとスッキリとまとめられると思うだけど。
 まあストーリーはともかく、メインたる二人のキャラが良いので、なんだかんだと言っても楽しんでるわけで。いや、私の好みで恐縮すが、このヒロインは相当可愛いっすよ(爆


・シリーズ感想
業多姫

テーマ:ライトノベル
ジャンル:小説・文学