箱庭●弐 感想その他

- アニメ・ゲーム・ラノベの感想を主につらつらと -

■2019-2月 小説・ラノベ/漫画 読了   


探偵は教室にいない 著:川澄浩平
●中学生による日常の謎解き系。とは言っても、謎解きを出汁にキャラクター性を楽しむ物語だったかな。謎解きにも魅力はあるけど、キャラクターの面白さのほうが勝るといった感じ。恋愛、青春が絡んだりと、爽やかな若々しさが楽しく読めた。


上毛化学工業メロン課 (集英社オレンジ文庫)著:奥乃桜子
●メロン栽培に力を入れる会社のお仕事、という内容ではなく、登場人物たちの左遷先の仕事がメロン栽培だった、という所から始まるお話。メロン栽培に特別な何かがあるわけじゃなかったのはちょっと肩透かし。まあ、農作業で失ったやる気と元気を取り戻していくのは、自分も畑に出るのが好きなので分かります。そこへ可愛い女の子も来てくれれば言うことなし(笑)。


赤刃 (講談社文庫)著:長浦京
●泰平の江戸の世で、戦を忘れられない辻斬り戦闘狂たちと、殲滅のため集められた凄腕たちとの戦い。単純な斬り合いだけでなく、闇討ち騙し討ち誘拐から爆発物の使用まで、派手で血飛沫舞う戦。戦いにしか生きられない人間の狂気、というとありふれた題材だけど、アクションに特化した武士たちの物語として十分楽しめた。闘いの物語は双方互角の強さと格があるからこそ盛り上がる。


大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)著:山本巧次
●おゆうさん、すっかり昼夜逆転ならぬ現代江戸逆転生活。今回は江戸の富くじ騒動から盗賊集団の謎に迫る。またなかなか込み入った事情だったものの最後はあっさりめだったかな。この江戸時代の宝くじシステムに触れられたというのはなかなか面白かった。 事件とは別に、おゆうの真意を計りかねる鵜飼、鵜飼の探りに気付きつつある宇田川。三人の思惑が交錯する人間関係もそろそろひと悶着欲しいところですね。


大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)著:山本巧次
●現代で見つかった北斎の絵の真贋を確かめるなら、江戸の北斎に聞くのが一番手っ取り早い、という発想はあまりに当たり前すぎて笑ってしまう。今回も贋作騒動に殺人事件、関わった人物たちの裏事情、一つ一つのファクターが徐々に真相へと収束していく過程の面白さがあった。物語の途中で表紙の意味に気付いて思わず笑みが出る。阿栄さんは良いキャラなので親分たちのようにレギュラーになって欲しいな。


グアムの探偵 (角川文庫)著:松岡圭祐
●グアムで起こる様々な事件を日系人探偵事務所の親子たちが解決するシリーズ。誘拐や強盗、DV被害など犯罪事件としてはよくある発端から意外な方向へ進んでいくお話の面白さと、短編らしく複雑さよりもテンポよく展開していく30分ドラマのような手軽さが良い。舞台がグアムであることの地域性も(個人的に馴染みがないので)新鮮さを感じた。
キャラクターも、親子三代探偵の家族ぐるみの信頼に、何とも言えない安心感があっていい。

Posted on 2019/02/16 Sat. 17:32 [edit]

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■2019-1月 小説・ラノベ/漫画 読了   


星系出雲の兵站 1 (ハヤカワ文庫JA) 著:林譲治
●兵站の失敗から生まれる英雄論。正しく機能すべき軍隊とはどうあるべきか。命を駒とする徹底的な合理性で侵攻する異星人と、政治、経済、利権争いのしがらみが常に付きまとう人類側。まだ序盤なので単純に戦闘パートのほうが面白いが、敵の素性や目的が判明するに従い内政パートも盛り上がっていきそう。


大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤 (宝島社文庫) 著:山本巧次
●2巻は赤子の取り違い騒ぎから繋がるお家騒動。現代の分析では血縁関係こそハッキリするが、結局は科学捜査を明かせないので証拠集めに奔走し、事件は簡単には収まらず。現代の分析から分かる事実と、それだけではたどり着けない謎を上手く組み合わせて収束させていく展開は面白い。ただ少し話が混みすぎという印象はあるが、キャラに愛着が出てくるとあれこれ捜査していく過程も楽しくなる。 おゆうさんの現代の生活がどうなるのかも含めて今後が気になる。


つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや (時代小説文庫) 著:坂井希久子
●用心棒の重蔵の話は決着が付くのかな?まだ引っ張るのか?などと思っていたら、話は善助の死にまで繋がる意外な方向へ。お妙さんの親父さんがぜんやの馴染みと知り合いだったり、これまでの繋がり、積み重ねが活きてくる展開は、シリーズのクライマックス感がありますね。只次郎は果たして活躍出来るのかなあ。


探偵の探偵II (講談社文庫) 著:松岡圭祐
●相変わらずバイオレンス玲奈。クソ野郎ども相手に殴り殴られ・・・。凄惨な事件が浮かび上がり、悲惨な被害者が生まれることで逆に玲奈の優しが垣間見れるというが悲しいね。 そして構成とスピード感は見事なアクション映画のように面白い。


炎の塔 (祥伝社文庫) 著:五十嵐貴久
●高層ビル火災パニックもの。単純に先が気になる内容で、どう人々を救出するか、どう火災に対処するか、消防士たちの奮闘と火災の緊張感は楽しめた。 キャラクターは分かりやすい悪役や無能者とか、テンプレすぎてあまり魅力的ではなく、オリジナリティやリアリティという面では今ひとつかなぁ。人間ドラマ的なものは雑に感じた。


あそびあそばせ 1 (ジェッツコミックス) 著:涼川りん
●今更ながら、アニメから。予想以上に濃い画で、今時っぽくないのが逆に新鮮でいい。最近読んでない、昔読んだギャグマンガの雰囲気が味わえる。華子も最初はまだまともっぽく見えた・・・最初だけ、2話ぐらいまでw


あそびあそばせ 2 (ヤングアニマルコミックス) 著:涼川りん
●あそ研3人がそれぞれエピソードによって臨機応変にギャグの分担が出来るのが素晴らしい。三位一体というか。 エピソードとしては髪パッツンのオリヴィアが可愛くてほんと面白い(アニメでも大笑いでした)。


あそびあそばせ 3 (ヤングアニマルコミックス) 著:涼川りん
●アグリッパのことで岡さんを励ますオリヴィア良い子すぎて好き。こんな子の腋が菌まみれなんて信じない。


あそびあそばせ 4 (ヤングアニマルコミックス) 著:涼川りん
●続々新キャラが登場するのに、皆それぞれに変人の格がまったく落ちない。でもやっぱり裏切りを許さない華子の変わりよう、インパクトがさすが主人公らしい狂気w

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アイマイクライシス (メガストアコミックス) 著:椋蔵
●三姉妹ハーレム系ラブコメ。相変わらず可愛らしいキャラとおっぱいが魅力。ハイテンションなテンポとエロのマッチング具合が楽しい。椋蔵氏のラブコメはもっと評価されるべき(好き)。
 

Posted on 2019/01/31 Thu. 23:14 [edit]

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■2018-12月 小説・ラノベ/漫画 読了   


ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIV (電撃文庫) 著:宇野朴人
●主人公が死ぬ結末は好きではない。けど、主人公のイクタが最善ではなくても、後悔なくやりたいことをやってやり遂げたこの結末は、この作品として相応しいとも言える。皆が信念を貫き通した、その果てたどり着いた世界。精霊という存在の謎を解き明かすことで数々の伏線を回収した魅力的な世界観と、戦争という過酷ま状況下で敵味方共に成長を遂げたキャラクターたち。全てが収束した堂々のシリーズ完結でした。


房総グランオテル 著:越谷オサム
●何年かぶりに読む越谷作品。房総のホテルに集まったワケあり宿泊客と看板娘ちゃんたちの勘違いすれ違い系群像劇。人生や仕事で悩んでも、何が好転のキッカケになるかわからない、読み終わるとふとそんな前向きな気持ちにさせてくれる、かな? 軽いけど、テンポよく畳み掛けてくれるドラマ。


夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫) 著:今村翔吾
●吉原で事件といえば愛憎と火事は外せない。彦弥の生い立ちと絡めて今回は吉原の連続付火事件を追うぼろ鳶。事件の内容とともに、吉原の火消し組織もまた特殊であったことを知れて驚き。 花菊さんは彦弥絡みでこれからも出番はあるかな。すっかりお似合いな彦弥とのやり取り、二人の今後はもっと見てみたいですね。恋の火付け犯である彦弥の責任は重い(笑


大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 著:山本巧次
●江戸の事件を現代と行き来出来る主人公が科学を使って捜査。簡単に指紋や血液を分析可能な環境があるのは都合が良いが、まあそこはそれ。指紋で犯人を暴いてもそれを決め手に出来ないので、ならどう追い詰めるか、が話の肝かな。最後に明かされる事実は、事件の真相より衝撃だった。キャラは良いね。


進撃の巨人(27) (講談社コミックス) 著:諫山創
●ストーリーの展開、進展はともかく、とにかく新情報や真偽不明の情報をぶっこんでくるので、情勢は混迷。よく言えば予想も付かない面白さではあるが、真実を掴めないもどかしさが大きい。

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じょしラク! 新装版 (GOT COMICS) 著:DISTANCE
●女子ラクロス部を舞台にしてるからって別にスポーツを絡めてるわけじゃないけど、ただのハーレムものにない部活の仲間的、明るい雰囲気が溢れてるのがなんかイイね。エロいのと楽しいキャラたちと、どっちも堪能できる。

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おねえちゃんと交尾ること。 (真激COMICS) 著:桜湯ハル
●年上のえっちなお姉さん、というのは浪漫ですね・・・。弄ばれるようなシチュも王道。

Posted on 2018/12/31 Mon. 20:08 [edit]

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■2018-11月 小説・ラノベ/漫画 読了   


さくさくかるめいら 居酒屋ぜんや (時代小説文庫) 著:坂井希久子
●熊吉やお栄ちゃんが子供ながらにしっかりしているのを見て嬉しくなると同時に、大人の自分も改めなくては、と我が事のように。お話はぜんやに新たな登場人物で只次郎はどうなることやら。 内容的にはお豆腐尽くしのお話が展開ともに料理作品らしくて面白かったね。


春はまだか くらまし屋稼業 (時代小説文庫) 著:今村翔吾
●タイトルの付け方がまた上手い。 お春の事情から、逃がして終わりでは済まないとは思ったが、期待通りの展開に嬉しくなる。晦まし屋と依頼人の関係だけでなく騒動の源、菖蒲屋と畷屋の対立、金で雇われた用心棒の思惑など、様々な視点からでもテンポよく描かれる物語の面白さで一気読み。 また、2巻にして赤也、七瀬の協力を得られない晦まし仕事に挑む内容に驚くも、そこから裏稼業界隈の仕事の繋がりを上手く描いたり、強敵キャラクターの登場など世界観が広がった。


サーベル警視庁 (ハルキ文庫 こ 3-43) 著:今野敏
●明治の世の警察小説。警察組織と軍の関係、内務省の暗躍という辺りが時代的にらしい設定。捜査や展開は割と淡々と進んでいくので盛り上がりは欠けるがキャラクターで読ませる。特に藤田五郎こと斎藤一の存在が大きかったかなあ。


探偵の探偵 (講談社文庫) 著:松岡圭祐
●探偵ものだけど推理よりもアクション、キャラクター重視。身内の不幸からある意味歪んでしまった主人公・玲奈の復讐劇ともいえるハードボイルド作品。”探偵”という職業の裏側に切り込みリアリティを出しつつも、敵役の探偵がちょっと漫画チックすぎる小物という印象だったのは残念。悪党を懲らしめる話ではあるけど玲奈も正義の味方ではなく、自分の目的のため激情を源に突き進んでいく姿は痛々しく哀しいが、その強烈なパワーがこの作品の魅力に。


進撃の巨人(26) (週刊少年マガジンコミックス) 著:諫山創
●エルディアvsマール、いや世界を相手にした全面戦争に突入していくのか。死にたいと思っても生き残る者がいれば、死にそうもなかった人間があっけなく倒れていく。もはや生存権をかけた争い。 ジークが何か企んでいるのは予感させるものがあったけど、思い切った展開になったなぁ。やはり陰謀、策謀、騙し合いもこの作品の大きな魅力だ。


ギャルごはん 1 (ヤングアニマルコミックス)著:太陽まりい
●ギャルと先生の可愛いラブコメ。意外と純情なギャルと、生真面目天然先生の組み合わせ、まあ鉄板だよなー。ご飯要素は切っ掛け程度という感じだけど、巻数が進むとどうなるのかな。


亜人ちゃんは語りたい(6) (ヤンマガKCスペシャル) 著:ペトス
●座敷童子ちゃんの話から、ファンタジーからSFまで二転三転と転がっていくお話の面白さ。設定の面白深さはいつも通りなんだけど、佐藤先生を巡る生活(性活?)の問題から雪ちゃん始め生徒たちの身近な進路問題まで描かれるあたりに、この作品の優しさを感じられる。亜人かどうかなんて関係なく、みんな普通の良い子。


衛宮さんちの今日のごはん (3) (角川コミックス・エース) 著:TAa
●キャスターさんの人妻力がますます上がっていく様子にニッコリ。
 
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孕母(ようぼ) (富士美コミックス) 著:唄飛鳥
●前半の、息子の友人に堕とされるシチューションは有りがちながらも良いNTRだが、後半はワンパターン化で惰性感が強く面白味がない展開になるのが残念。

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下のおくちで ちゅっちゅしよ (GOT COMICS) 著:丸居まる
●エッチコメディというか、『なじゃそりゃ(笑)』って設定でなだれ込んでいくから笑ってしまうわ。エロというか勢い重視よね。

Posted on 2018/11/30 Fri. 20:00 [edit]

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■2018-10月 小説・ラノベ/漫画 読了   


くらまし屋稼業 (時代小説文庫) 著:今村翔吾
●訳あって姿を消したい者の手助けをしてくれる、江戸の晦まし屋。所謂夜逃げ屋、ミッションインポッシブル的なミッションに挑む時代劇エンターテインメント。剣の達人、変装の名人、作戦を練る頭脳派と面子も万全。時代劇らしい悪の懲らしめ方に人情ドラマまで、娯楽作の要素溢れた快作。


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア(11) (ガンガンコミックスJOKER) 著:大森藤ノ,矢樹貴
●ロキファミリアによる深層探索も一段落。しかし黒幕の暗躍、謎のほうは深まるばかり。シリーズ本編のほうとリンクしつつ、ベルの登場や温泉覗きなどのサービス展開をやりながら、少し落ち着いた展開。レフィーヤは実力的にも覚醒しつつあるけど、癒し枠としても活躍し始めたなw 子供達ばかりでなくちゃんと仕事してる時のロキ様も素敵。


罠ガール(2) (電撃コミックスNEXT) 著:緑山のぶひろ
●「わな猟免許」の取得は個人的に興味深い。ウチの畑でもなんだかんだ野生動物の被害があるので。カラスぐらいなら、防鳥の網を張るぐらいで対処できるんだけどね~。


ふらいんぐうぃっち(7) (講談社コミックス) 著:石塚千尋
●茜さんの実力と奔放さがたまらない巻だった。犬養さんもやっと…と思いきやオチは見えていたよ。もうしばらく美人で可愛いわーちゃんでいてください(笑)。何かと迂闊な真琴が魔女バレしないシステムが実は協会のおかげで存在していたり、魔女側の世界観も面白い。素晴らしき温泉回もあり、これはアニメの2期が待たれる!

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故に人妻は寝取られた。 (メガストアコミックス) 著:あらくれ
●分かりやすい人妻寝取りもの。シンプルでエロいシチュエーション。相手がオヤジばかりなのがちょっとワンパターンだが、ストライクゾーンがはっきりしているという点で王道。
 

Posted on 2018/10/31 Wed. 16:00 [edit]

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